1999/7/23発売 FLDF-1694 \1,020 TAX INCL.

曲目 作詩 作曲 編曲
1. 花咲く命ある限り 華月 YUKI/華月 Raphael/平井光一
2. 「・・・」〜或る季節の鎮魂歌〜 華月 YUKI Raphael/平井光一
3. 花咲く命ある限り(Instrumental) 華月 YUKI/華月 Raphael/平井光一
4. 「・・・」〜或る季節の鎮魂歌〜
(Instrumental)
華月 YUKI Raphael/平井光一



記念すべきデビューシングル。デビューの為の書き下ろし作品だ。意識したのはAメロ、Bメロ、サビ、全てが聞かせるメロディーであること。80年代歌謡曲のメロディーとジャーマンメタルのサウンドの融合がコンセプトであった。始めてYUKIにこのサビを聞かされた時の衝撃は今も忘れられない。デビュー作はこれしかない、とその場で思った、思いで深い曲。

   花咲く命ある限り
ラファエルの基本的なメッセージを少し違った角度から、物語風に描いた曲。主人公を自分、「貴方」をラファエルに当てはめて聴いてもらえれば全てが解るだろう。考えるきっかけを与えたいのだ。
 歳を重ねるごとに見えてくる汚いモノ。汚いモノが多すぎてその基準は多数決に反転してしまっている。綺麗な自分を守れば孤立し、汚い事を拒めば孤立する。そんな反転してしまった価値観の中、「醜い」といわれようと綺麗な自分になるわ、解ってくれる人が1人でもいれば孤独だろうと、そっちを選ぶわ、という歌。気付いたのがたとえ遅くてもそこからが問題なのだ。流されぬ自分を持ってほしい。いつもと同じメッセージなのだ。この詩は僕の中でかなりの会心作だ。
  「・・・」〜或る季節の鎮魂歌〜
或る季節の情景描写の詩。花の散ってしまったさくらの葉の隙間から洩れる光と緑の美しさ、散ってしまった事は決して無駄では無かったと言う事を散華という言葉を使い、戦死に例えている、さくらに対するレクイエム。
 この曲はPVをフランスまで行って撮った作品です。
 PV撮影は本当に大変でした。3泊5日というスケジュールでみんなぐったりでした。
 でも、帰国しての帰り道、この曲の宣伝の看板をみんなで見つけて感動したのを今でも覚えています。

  

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